ResizeEnable(リサイズ エネーブル)は、ウィンドウサイズが固定されていて変更できないプログラムに対して、ウィンドウサイズを変更できるようにする無料ソフトです。ウィンドウが大きすぎてデスクトップ上で邪魔な場合や、ウィンドウが小さすぎて見失ってしまうという場合に都合良い大きさにリサイズできます。
ウィンドウサイズを変えられずにイラッとしたという経験がある人は、この少し変わったソフトウェアを試してすっきりしてみてはいかがでしょうか。
ResizeEnableを起動すると、タスクトレイに正方形が二つ重なったアイコンが現れます。この状態で既にウィンドウのリサイズは可能になっているので、各ウィンドウの縁にマウスカーソルを合わせると「↔」という矢印に変わります。あとはWindowsの通常のウィンドウリサイズ操作と同じように、マウスカーソルを上下左右にドラッグしてサイズを指定すれば、サイズが固定されていたウィンドウも自由にサイズを変更できます。
本来ならサイズが変わらないはずのウィンドウが自由自在に変形するのは見ていて面白いものです。しかし、残念ながらResizeEnableではウィンドウ内のパーツの大きさやレイアウトは調節されません。場合によっては、単にウィンドウが引き伸ばされた/潰れたようになり(スクリーンショット参照)、かなり使い辛くなります。ただし、レイアウトが大幅に崩れたプログラムでも、再起動すれば正常に戻るので心配無用です。なお、プログラムによってはResizeEnableを以ってしてもリサイズできないことがあります。
ResizeEnableはウィンドウサイズを半ば「無理やり」変更させることができる無料ソフトです。実用的ユーティリティとして開発されたようですが、レイアウトが崩れたプログラムのインパクトが大きいので、ジョークソフトとしても使えるかもしれません。
ダウンロード ResizeEnable 1.4 in Softonic